Blue Moon ブルームーン(1934)

作曲 Richard Charles Rodgers 作詞 Lorenz Hart

 

<歌詞>

Blue Moon you saw me standing alone
Without a dream in my heart
Without a love of my own


Blue Moon you know just what I was there for
You heard me saying a prayer for
Someone I really could care for

 

And then there suddenly appeared before me
The only one my arms would hold
I heard somebody whisper please adore me
And when I looked to the Moon had turned to gold

 

Blue Moon now I'm no longer alone
Without a dream in my heart
Without a love of my own

 

<和訳>

ブルームーン

私がひとりたたずんで居るところを見たいたんでしょう?

心には希望もなくて

恋人のいない私を

 

ブルームーン

私がなぜひとりたたずんでいたか分かってたんでしょう?

私の祈りを聞いてたでしょう?

愛する人を求めた祈りを

 

そして突如目の前に現れた

ただひとり、わたしの愛すべきひと

「愛してくれ」とささやかれて

空を見上げると黄金の月があったわ

 

ブルームーン

心に希望なし、恋人なしなんていう

ひとり身のわたしとはもうおさらばよ。

 

 

 

<雑記>

・そもそもブルームーンとは

月の周期が29.5日なので月初めに満月になると月末にもう一回満月がやってくる。その2番目の月の事をブルームーンというようで、最初は大気中の塵の影響で月が青く見えたことを「ブルームーン」と言っていたが、1946年に「Sky & Telescope」誌の誤解により、ひと月のうち2回目の満月のことを指すようになったそうな。

 

この蒼い月の現象はめずらしく、この言葉から派生してできた

 

once in a blue moon

 

という熟語は「めったに~ない」という意味です。

 

ただ曲の中のブルームーンはおそらく悲しみを表すものでしょう。またはふたつの意味がかけてあるのでしょうか。

 

英語に関してですが

withought a love on my own

のloveは「愛」ではなく「恋人」で訳しました。

この歌詞では後半で恋人となる人があらわれて「もう昔のわたしとは違うのよ」と言っているので「恋人」の方が自然だと思います。

 

2段落目ではうまく文末の発音がそろえてあります。

there for

prayer for

care for

聞いていて気持ちいいですね♪

 

what+for=whyなので

 

what I was there forはwhy I was there forの意味と同じで「なぜわたしがそこに立っていたか」という名詞節になります。

 

3段落目の「adore」という単語は「敬愛する」、「敬慕する」という意味なので「please adore me」は思い切って「愛してくれ」と訳しました。

 

余談ですがadoreは

 

I like sushi! 私はすしが好きです。

I love sushi! 私はすしが大好きです。

I adore sushi! 私はすしがすっごーい大好き!

 

といったニュアンスで、現代では若い女の子たちがよく使う単語でもあります。